端的に言えばIQの高い人は「むっつりスケベ」

「むっつりスケベ」という言葉があります。対義語は「オープンすけべ」。意味は、「寡黙だが、内心性的なことを多く考えている人」ということになります。ちなみに、オープンすけべは「言動も行動も性的欲求に忠実で、イメージ通りスケベな人」です。

さて、このむっつりスケベという言葉は不名誉な言葉ではあるのですが、実は高いIQの持ち主はそれなりに「むっつりスケベ」な傾向にあることが分かっています。無論、全員がそうであるとは決して言えませんが。

「IQ高い人 前頭葉が発達しており結果として性欲が旺盛になる」という記事の研究では、以下のような結果が得られています。

https://www.news-postseven.com/archives/20150410_314599.html?DETAIL

こちらの記事より(信憑性には問題があるものの)以下のことが示されています。

  • イギリスのアダルトグッズ販売大手の調査で、ケンブリッジ大学やオックスフォード大学といった超名門大学の学生がアダルトグッズを多く購入していた
  • ドイツの医師が400人以上の女性を調査したところ、知能指数の高い女性ほどセックスが好きという相関が見られた
  • 学歴とフェラチオ経験の相関を調べると、高卒女性より大卒女性のほうが、フェラチオ経験率が高かった
  • 脳科学者曰く、「IQの高い人間は、高度な知的作業を担う前頭葉が発達しています。こうした人は肉体的な刺激のみでは満足できず、より脳への刺激を求める。結果として性欲が旺盛になるのです」

つまり、タイトル通り高学歴の人の方が、性的に旺盛であるということが示されています。

一方で、それが性向という形で成功しているかというと、これは別の問題になります。

「Intercourse and Intelligence」という研究からは、IQが高くなれば高くなるほど、性交渉経験率は下がっていくというデータが得られています。

上記のデータからは、IQが90前後を境に成功経験率が大きく下がり始め、特にIQが非常に高いとされる130の人間はその数値を大きく減らしていることが分かります。

そして、紹介した2つの研究のデータから得られる示唆は「IQが高い人は性的な興味は旺盛であるものの、実際の性交渉には結びついてはいない」ということです。これを言葉を選ばずに言い換え、「IQが高い奴にはむっつりスケベなやつが多い」と表現しても、完全に間違った表現とは言い切れないのではないでしょうか。無論、オープンすけべで性交渉の経験がない、という「打席には多く立っているんだけどヒット0本」という可能性はあるのですが、そこはどちらでも下々の我々には関係がないことかと。

【参考】

1. 「IQ高い人 前頭葉が発達しており結果として性欲が旺盛になる」
(https://www.news-postseven.com/archives/20150410_314599.html?DETAIL)

2. 「Intercourse and Intelligence」
(http://www.gnxp.com/blog/2007/04/intercourse-and-intelligence.php)