日本の有名なMENSA会員一覧と入会の意図

高IQ団体のMENSA。その実態については「高いIQを持つ人の集まり」と思われますが……実際にそうです。しかし一点注記を付けるとしたら「高いIQを持つ人のうち、MENSA会員になろうとした人の集まり」です。ここが重要。

ともあれ、まずは日本に関係する著名なメンサ会員を紹介します。

日本の著名なメンサ会員

  • 宇治原史規(お笑い芸人)
  • 茂木健一郎(脳科学者)
  • 福永活也(弁護士、タレント)
  • 堀内和一朗(スポーツ選手、医師)
  • 藤本淳史(お笑い芸人)
  • 川村優希(医師、タレント)
  • 岩永徹也(俳優)
  • Gパンパンダ 一平(お笑い芸人)
  • 安宅晃樹(アナウンサー)
  • 小岩井ことり(声優)
  • MiO(モデル)
  • 河瀬季(弁護士)
  • 小松昌平(声優)
  • 若井望(ミュージシャン)
  • ヨビノリたくみ(ユーチューバー)
  • 高田明日路(お笑い芸人)
  • 桃雪琴梨(漫画家、イラストレーター)
  • ロドラ・ステファノ(歌手)
  • パトリック・ハーラン(お笑い芸人)(※現在は退会)
  • 中野信子(脳科学者)(※現在は退会)

一覧を見るに、一般に「ものすごく有名な人」と「そこまで認知度が高くない人」がいることが分かるでしょう。例えば、パトリック・ハーラン(パックン)氏は(少なくとも30代以降には)説明不要ですね。ロザンの宇治原氏も年に何回かは意識せずともテレビで見ることでしょう。

さて、彼らは何故MENSAに入会したのでしょうか。まさか会員限定の会報誌欲しさに、ということはないでしょう。それはそれで魅力的ではありますが、主目的ではないはず。

全員が全員そうとは言いませんが、推察するに「武器を欲した結果」ではないかと思います。例えば、(ありえないことですが)全く同じスペックを持つ俳優AさんとBさんがいるとしましょう。片方はMENSA会員で、もう片方は非MENSA会員。事務所としては、どちらを推すべきでしょうか。ここで重要なのは、「監督はどちらを選ぶべきでしょうか」ではないことです。

はい、そうです。MENSAの会員です。事務所としては無限に抱える俳優(あるいは、その卵)の中で売れそうな存在に資源を投入するべきです。その際に、キャッチーなもの(例えば、容姿が良い、親が政治家、二世タレント)があれば、それを使います。当然です。人材は事務所の貴重な商品ですので、売れそうなものに優先的に宣伝費用を投下します。

そして商品の側の気持ちに立ったときに、もしも上記に挙げたようなキャッチーなものが無かった場合、あるいは手持ちのカードが不足していた場合は新たに獲得しなければなりません。そうでなければ、芸能界を生き残れないから。

世の中にはいろいろなキャッチーなキーワードがあります。「筋肉」「鉄道」「家電」「地図」「ガンダム」「エヴァ」「野球」「サッカー」……いろいろな選択肢があります。できれば、「アメトーク」に出られるようなものがいいですね。

そのようなカードのうち一枚が、「賢い」というもの。しかし、「東大出身」「京大出身」では、芸能界では差別化が難しい(これは、実際にそうです)。そうなった時に役に立ちそうなカードが「MENSA会員」。試験を受けるだけで(もしIQが高ければ)手に入る。もしかするとそんなに役には立たないかもしれないが、持っていて絶対に損はないカードです。

そんなわけで、IQの高い芸能人にとっては「獲得しない理由がない」カードなんですね。もっとも、嫌われ者(とテレビでは思われている人)がとった場合は、「高慢ちきな奴がまたよくわからんことを……」と思われるリスクもないわけではないですが。